職務経歴とメモ

以下、職務経歴を記載いたします。ここまで1社の経験ですが2部署を経験しました。

【前職】
株式会社 東北新社 1997年4月〜2024年3月
映像制作会社にて27年間、映像制作に従事して来ました。
新卒〜1社・2部署(①②)を経験。

①CM本部(当時名称)【1997年4月新卒〜2001年9月】
・プロダクションマネージャー職(PM・チーフPM)
TVCMを中心とした広告系の映像を担当する部署にて制作進行を担当。

【職務内容】
色んな制作物への経験を増やし、お客様や各スタッフとの連携の経験を磨きました。
この3年半は、制作過程全体を把握しスムーズな全体進行(段取りも予算も)になるように調整する業務でしたがプロデューサー職のサポート業務も行いました。(この業務の延長上は広告映像のプロデューサーとなります)

TV-CMを中心とした(広告系映像)プロジェクトの全体スケジュールの作成・調整や
制作予算の作成・実行中の管理、制作全体に関わる。
撮影準備(ロケハン、ロケ地手配、香盤の作成や当日の現場を仕切る為の準備など)や
編集・MA(手配、立ち会い)、納品など。

【担当として経験した内容の補足】
国内(ロケ・スタジオ)、海外(ロケ)
スタッフ人数(数十人〜100名以上)
制作予算規模(数百〜1億程度)

【クライアント】
・企業(車・食品・飲料・電気機器・住宅など多数)
・広告代理店(クリエイティブ・営業)など

②映像制作事業部【2001年9月〜2024年3月】
・演出(ディレクター)職
・プロデューサー職
(演出職に転身するため、社内での部署異動に志願し経験を積みました。
①の経験を生かし広告映像を担当しながら、徐々に他の映像のジャンルも広げていきました)

【部署異動の経緯】
前部署で精進していたところ「CMプロデューサーにならないか」と内示をもらいました。
映像の仕事にやりがいと面白さを感じていましたが、この話をいただいた時
「映像の演出もやりたいなあ」と自身が感じていることに気づきました。

当時の会社の方針としては「制作部から演出部への異動」の道はなかったので、
この時はじめて「退職→映像の演出を目指す」ということを考えたのですが。

当時の上司に正直に相談したところ、新設されたばかりの「②映像制作事業部(当時名称)」への移動を提案されました。②は①よりも広いジャンルの映像を制作するために創設した部だったのですが、業務拡大と価格に対するクオリティアップを目的とした広告系映像への対応も求められていました。

私は①の経験もあった為。部署間と私で話し合った結果、
②で受注する広告系映像の演出職とプロデュース職を兼務しながら演出業を目指してはどうか。
とまとめて頂きました。当時はこの「兼務」を行うものは皆無だったのですが
・自身の経験を新しい部署の役に立てることができる
・自身が新しいチャレンジができる
という、ハードではあるが、私にとってベストだと思える道を用意してくれた会社に感謝し部署異動をさせて頂きました。

【職務内容】
演出職としては、コンテ・台本作成やプレゼン、ディレクターカメラ、
オフライン編集までを領域とし、関わるスタッフの幅も増やし
「広告系スタッフ」「テレビ系スタッフ」「グラフィックデザイナー」「音楽レーベル」などを
ミックスさせながら制作できるようになりました。

「演出業とプロデューサー業」の兼務は、やはりトライアンドエラーの連続でしたが。
映像ジャンルも職務も増やせたことにより、ある意味「競合他者」の少ない道を邁進できたので
お客様の要望(内容や予算)に合わせた実制作を提案、実行したり
色んな映像ジャンルの方々と連携したり協働する機会に恵まれました。

(例1)CS専門チャンネル内でたくさん制作されるプロモーション制作物の
全体ブランディング構築と制作物全体のクオリティ維持を管理したり
(例2) 地上波5分番組において、案件獲得の為の企画・プレゼン・最初の1シーズンを演出担当として
実制作し、セカンドシーズンは総合演出として全体のブランディングと個別制作物のクオリティを管理したり
(例3)自社内の他の部署(CMの部署やインターネット・イベントの部署)での
映像制作のアドバイザー参加やクオリティを連動させたい制作物の担当などを行いました。

そして、キャリアの後半では総合演出・総合プロデュース的な役割をメインとしてプロジェクト全体を管理していく業務にシフトしていきました。

【担当内容の補足】
国内(ロケ・スタジオ)、海外(ロケ)
スタッフ人数(10人以下〜100名程度)
制作予算規模(100万以下〜1億程度)

【映像ジャンル】
CM・VP・プロモーション用・イベント用・メイキング・特典映像・CS情報番組・CS番宣番組・CS番組オープニング映像・インタビュー番組・地上波5分番組など)

【クライアント】
・企業(車・食品・飲料・ヘアケア・住宅・流通・玩具・郵便・生保・医療系など多数)
・CS放送局(洋画専門チャンネル、洋画・邦画ドラマチャンネル。将棋専門チャンネル)
・広告代理店(クリエイティブ・営業)
・テレビ東京

2024年3月。
10年後以降に訪れる自身のセカンドキャリアへの準備を開始すべく
早期退職制度を利用し船出。

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